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【noteの書き方】海士町note流、書き方のコツを公開します!

noteを書くとき、どんな風に書き進めよう?誰に向けて書いていこう?書いているうちに迷ってくること、ありますよね。

この記事では、海士町noteスタッフが学んで知ったことや、海士町note流、noteの書き方をご紹介します!書きたいけれど、どうしたらいいか分からない。そんなときに、チラっとのぞいてみてくださいね。


【事前準備】6項目、下準備をしてからスタート!

記事を書く前に、まずは6つの項目を決める事前準備が大切です。ただ、あまりこだわり過ぎず、程よく決めていく方法がオススメ。

書いている途中、方向性が変わっていく時に柔軟に対応するのも、noteを書きやすくするコツの一つです。

「必須の6項目!」
① 読者:島内向けor島外向け
② 記事の目的
③ 記事形式
④ 読了後のアクション
⑤ 記事の構成案
⑥ SEOキーワード


① 読者:島内向けor島外向け

記事を書くにあたり、この記事は島内の方向けの内容なのか?島外の方に向けた内容なのかを明確にします。

  • 島内の方に向けた記事ならば、島に関する事前の情報は少なく、島内のイベントなどを絡めて発信。

  • 島外の方に向けた記事ならば、島のことを解説しつつ、海士町を知り、興味を持ってもらう。

など、記事に掲載する内容が変わってきます。

またインタビュー記事をつくるときに、依頼者から「島内の方に向けた記事だけど、島外の方にも見てもらいたい…!」など、島内外両方に発信することを希望されるケースもあります。
その際も島内向け、島外向けかは、一応決めておきましょう。

① 読者(今回の場合)
海士町内の方向け
※近年、海士町内でもnoteを活用した情報発信が増えており、書き方のコツを共有できれば!という気持ちで書いています。


② 記事の目的

記事を読んで何を知ってもらいたいのか?何を発信したいのかを決めます。

目的がしっかり決まっていると、執筆中に迷ってしまった内容も、目的を思い出すことで、ぐんと書きやすくなることも…!

② 記事の目的(今回の場合)
この記事を通してnoteを書くためのヒントに触れていただき、楽しく情報発信をしてもらう。


③ 記事形式

Q&A形式、一人称形式、三人称形式、いろいろな書き方があります。書く内容にあわせて、読み手に伝わりやすいと感じる形式を選びましょう。

こちらも途中で変わることがありますが、決めてからインタビューなどを行うと、スムーズに進めることができます。

③ 記事形式(今回の場合)
箇条書き・解説

▼ 海士町noteで掲載している他の形式例

  • Q&A形式

  • インタビュー形式

  • 一人称形式

  • レポート形式

  • 対談形式


④ 読了後のアクション

記事を読んでくださった方に、読了後どのようなアクションをしてほしいのか?

ふるさと納税の記事の場合、ふるさと納税のリンクに飛び注文をしてもらう、島のことを知ってもらう、違う記事を読んでほしい。などなど…

記事を読んでいただいた後、読んでくださった方にどんなアクションをしてほしいのかを事前に考えておくことで、どんな情報を掲載するべきかを考える指針になります。

④ 読了後のアクション(今回の場合)
記事を書くコツを知っていただき、noteを書いてもらう。


⑤ 記事の構成案

前説→事前準備解説→タイトル案解説→記事の内容について→おまけの情報
今回の記事の構成案です。

内容を順番に書いていく、目次を書いていくなどの方法があります。構成案に関しても、最初に決めたものに引っ張られすぎず、書きやすい進め方にしましょう。


⑥ SEOキーワード(検索エンジン最適化)

SEOとは、検索エンジンを使ったマーケティング戦略のひとつ。
Googleなどの自然検索結果で自社のページが表示されることにより、サービスや商品を知らないユーザーがページを見て検討する機会を創出する。

読者がGoogleなどの検索サービスで知りたい情報を検索したときに、「このキーワードで検索するだろう」という言葉をいくつかピックアップします。

このキーワードがnote作成の後半、役に立つので大切です。

今回の場合…
note/noteの書き方/海士町note/書き方のコツ/ etc…



以上、事前準備の①~⑥でした!
最初は少し時間がかかってしまうかもしれませんが、事前に考えておくことで、あれ?なにを書きたかったんだっけ?と、迷ったときに立ち戻るための大切な幹になってくれます。

疲れたら緑を見ましょうね。


【記事作成】いざ、自分のペースでライティング。

事前準備の内容を踏まえて、文章を書いていきます。

ざっとメモ帳に全体の流れや、入れたい言葉などを書いておくとヒントになることも!自分なりに書きやすい方法を見つけてみてくださいね。

また、noteの記事内に挿入する画像も大切。
説明の補足や、読み手のイメージを膨らますことができます。
どのような画像があるといいのか、どんなものがあれば記事の内容が広がるのか、などを考えておくと取材時の撮影もしやすくなります。

休憩も大切!


【記事文章の番外編】noteを書くコツ

noteを書き進めていたら、手が止まってしまったあなたへ。
ちょっとしたコツをお伝えします。

・一文を短く
長くなってしまっている文章はありませんか?
句読点が一文に多く入ってしまっているなど、文章が長いと読んでいて少し疲れてしまいます。
なるべく一文を短くし、読みやすい文章を心がけましょう。

・見やすい言い換え
「〇〇が4月20日の木曜日に開始いたします。」 …少し読みにくいですね。
「〇〇4/20(木)にスタート!」 一目で見ただけで情報が頭に入ってきます。

文字を記号にしたり、半角にしたり。
少し工夫して言葉を言い換えるだけで一文が短くなり、パッと見ただけで情報が伝わりやすくなります。

・スマートフォンで見やすいように改行しましょう
スマートフォンは横幅が狭いため、長い文章だと見にくくなってしまいます。スマートフォンで見て3行〜5行になる場合は改行を入れたり、工夫してみましょう。

・写真は2スクロールに1枚
長い文章をずっと読んでいると、ぼーっとしてきてしまいますよね。
写真は2スクロールに1枚入れる」と言うのが写真を挿入する目安です。
写真があるだけでnoteが明るく、風通しのいい記事に見えきますね。

縦の写真は長く感じるので、やや注意。


・関連するリンクをつける
記事に関連するリンクは積極的につけていきましょう。
関連記事などに飛んでもらうことにより、内容をさらに詳しく理解してもらうことができます。
SNSなどもどんどん埋め込んでいくといいでしょう。
自分が書いた情報以外に読者に伝えることのできる最適な手段です。

箸休め。


【タイトル】タイトル案を考える。

記事が概ねできたら、タイトル案を5つ程度考えます。
真面目なものから1つは少しネジを外したものまで!
色々と案を出してみると、思いもよらない発想が降ってきたり、2つの案を組み合わせて面白いタイトルができたり…遊び心を持ちながら考えてみましょう。

ここでSEOキーワードの登場です。
タイトルの中に検索されたいキーワードが入っていると、読者がGoogleなどで検索をしたときに、より上位に表示されやすくなります。

タイトルは全てが書き終わったあと、最後に決める流れもOKです。

▼タイトルとSEO対策の関係


【仕上げ】体裁をととのえる。

文章を書き終えたら、読者のみなさんに気持ちよく記事を読んでいただくための最終調整をします。

最後、特に悩むところが…
・見出し画像
・タイトル
・リード文  この3つです。

○見出し画像

見出し画像は、記事の印象を決める大きな役割をしています。
かといって、見出し画像の装飾に気をつかっていると、さらに時間がかかってしまうことも。。

Canvaなどでさくっと編集できると理想的ですが、「これだ!」と思える写真を一枚決めてnote記事の顔にしてあげても◎
※見出し画像の比率は約16:9なので注意!


○タイトル

この記事で一番伝えたいことは何か?を踏まえ、最初の5つの中から選びます。

読者の目を惹く言葉や組み合わせを考え、読んでほしい相手に響くように試行錯誤しましょう。

もちろん最初に思いついた5つの中ではなく、その後に思いついた、とっておきのタイトルでもOK!


○リード文

記事の文頭には、シンプルなリード文をつけましょう。目安は50文字程度。
noteのトップ画面で記事を開く前に読むことのできる、大切な文でもあります。

サムネイルやタイトルと被らない内容を文頭に書くことで、トップ画面に多くの情報が掲載され、より多くの方に記事を読んでもらえる可能性があります。

「こんにちは!〇〇です!あたたかくなってきましたが、いかがお過ごしですか?」と書きたくなりますが、ぐっと我慢して…
文頭に、読んで欲しい人に向けた内容を書いてみましょう!

▼なんでリード文が大事なの?

▼リード文の書き出しのコツ


サムネイル・タイトル・リード文、この3つであまり内容が被らず、必要な情報を読者に届けられるとなお良いでしょう。

行き詰まったら、気分転換。


【ラスト!】記事を書き終えたら

全て書き終わったら周りの人にも読んでもらい、疑問点や感想を聞かせてもらいます。

自分では気づくことのできなかったこと、新しい角度から文章を読んでもらうことで、初めての気づきが出てくることもあります。

分かりにくい言い回しなどもないかチェックしてもらえると、さらに読みやすい文章になるでしょう。

自分でも何度か読み直し、誤字脱字、表現に重複がないかなどセルフチェック!

読みやすく、文章が整ったところでnote記事の完成です!




noteを書くまで、さまざまな過程や方法があります。
今回は海士町note流の方法を紹介しました。

慣れない作業で最初は時間がかかってしまうかもしれませんが、大丈夫。記事を書いた分だけ筋力がついて、どんどん早く、書くことが楽しくなっていくはずです。

自分に合った書き方を見つけ、楽しいnoteライフを送ってくださいね!

(R5年度 島留学生:柿添)

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