島に来て3ヶ月、ゴールのはずが折り返しになりました。
昨日のように覚えている出来事が、もう3ヶ月前のこととは信じられません。
R6年度大人の島体験生の布野です。
気づけばもう引っ越しまで数日になってしまいました。
ここで、「離島ではなく引っ越しなの?」と疑問に思った方もいるのでは?
この度、大人の島体験の延長が決定しました!
次のシェアハウスは、海士町最南端の集落、崎地区!
今住んでいる東地区からかなり移動するので、生活リズムが変化しそうです。職場の役場からも遠くなるし…
そんな中、この記事では次の3ヶ月への折り返しということで、これまでの3ヶ月の仕事や暮らしを振り返っていきます。
3ヶ月で書いた記事
僕は海士町役場総務課に所属し、「ないものはない 海士町公式note」の、執筆が主な仕事でした。
18歳。進学でも就職でもなく、海士町でインターンを選ぶ
初めて書かせていただいた記事です。
海士町に来るまでの経緯や、自分の高校時代の経験などを書かせていただきました。
noteを書くこと自体初めてだった自分が、一市町村の公式アカウントでまさか自分について書くとは思っていなかったので、とても緊張しながら書いていた記憶があります。
しかし同時に、島内にもnoteが浸透しているということを知る、いい機会にもなりました。
それは、島内で自己紹介をする際に、「あ、この前の記事の?」と言ってもらえることが多かったからです。
自分としても、”海士町に来るまで“を考え、振り返ることができたいい記事になりました。
4月の海士町 綱を引かなきゃ、はじまらない🌸
こちらは、今月の海士町シリーズ。
これをまとめる時に、「今月はこんなことがあったんだ」、「来月はあんな行事があるのか!」など、島民のみなさんに情報を発信する傍ら、自分自身も情報を知ることができるいい機会になりました。
4月の海士町といえば、やっぱり綱引き。
取材とは関係なく観戦に行きましたが、もう圧巻。
島内のみなさんが、無言で綱に体重を預けて引き合う。
海士町に来るまで綱引きの存在、加えて島の雰囲気も知らなかった自分は、島民のみなさんの行事に対する本気度、真剣さを目の当たりにし、ここで島の雰囲気を一気に学ばせていただいた気がします。
本当に学びの多かった記事でした。
実は起業は難しくない!?海士町×ボーダレスアカデミー「起業応援Day」が開催されました!
取材じゃなくても多分参加していたなと思うこのアカデミー。
起業に興味がない方でも楽しめる方は多かったんじゃないかなと思います。
この記事が初めて外に出て取材をした記事でした。
初取材はインタビュー形式ではなく、イベントレポートだったので、参加者の皆さんと同じ視点でイベントに参加し、イベントの感想を伝える、
そしてその先の情報発信につながるように記事を書くことを意識して書きました。
島外へ流れるお金を減らしたい!救世主はまさかのクラフトビール!?
これは初めてインタビューに行かせていただいた記事です。
はじめて自分がインタビューをして、イチから自分が書いた記事。終始緊張していたのを覚えています。
しかし、取材相手の浅井さんが声をかけてくださったおかげで、緊張しすぎることなく取材をすることができました。
初めてのインタビュー記事だったので、完成するまでに時間がかかってしまいましたが、浅井さんの島に対する想いを届ける記事にできたのではないかなと思います。
海士町noteで2ヶ月だけインターネットラジオをやってみます!
海士町に来て1ヶ月しか経っていないインターン生が新たな企画を立ち上げるという前代未聞の事態に自分自身がびっくりしてしまいました。
この立ち上げを通して、島全体の「挑戦を応援する」という海士町だからできる貴重な体験をしました。
記念すべき初回は、仕事の先輩である渋谷さんと、昨年度の大人の島留学生で今年、島前ふるさと魅力化財団に就職した餅田さんをゲストにお招きして、お二人が島に残った理由や、島への思いなどをお聞きしました。
お二人の話が止まらず、時間に焦りつつも、1年間の海士での暮らしを聞いて、たくさんの経験や思いが積める地域なんだということを学べたいい機会になりました。
No.2では、5月に一般募集を開始した「海士町オフィシャルアンバサダー制度」にフォーカスを当て、オフィシャルアンバサダーの一人、小林 孝典さんと、大人の島留学生でコンシェルジュを務める小林 まりこさんをゲストにお招きして、お話を伺いました。
制度の話から、お二人から見た海士町の話までいろいろな話を聞かせていただきました。
実はこの回から機材が変わっている…なんて小話もあるので、ぜひお聞きください!
そしてNo.3のゲストには、僕のシェアメイトである大人の島体験生の山田 時生さんと、同じ地区に住んでいる大人の島体験生の磯村 佳凜さんに出演いただき、大人の島体験に参画したきっかけや、制度終了後にどうなっていたいかなど、現役島体験生の声を収録しました。
ゲストのお二人とは普段から仲良くしているので、真面目に収録できるか不安でしたが、みんなで楽しみつつ、感じたことをそのまま声にして収録できた回でした。
6月の海士町 青空が嬉しい頃☺️
6月の海士町から公開日を月初めにリニューアル!
内容に大きな変化はないですが、その月のイベント情報などをどんどん掲載していくので、ぜひみなさんご覧ください!
海士町発のデジタルサービスの名称が決定!新名称は「TAPE」
募集していた海士町のデジタルサービスの表彰式を取材しました。
この表彰式では写真撮影も担当しました。
高校時代は新聞部に所属していたため、記事に必要な情報を伝える写真撮影は経験がありました。
しかし、表彰式の撮影は初めてだったので不安もありましたが、わかりやすくみやすい写真が撮れたのではないかと、自分としては安心しました。
――仕事を振り返って
実は役場で働き始めた当初、デスクワークが自分に合っていないことに気づき、延長することなど全く考えていませんでした。
しかし、日にちを重ねるごとに、仕事に慣れ、職場の方々の温かさに気づき、1ヶ月が経った頃には延長したい気持ちでいっぱいになっていました。
これが海士町の大きな魅力だと思います。
実際に移住された方も言っていましたが、「海士に一度来ると帰りたくなくなる危険な土地」であることを身にしみて実感しました(笑)
3ヶ月の暮らし
豊かすぎる自然
海士町は海がとても澄んでいて綺麗です。
海士町は海だけではなく、山もあります。
森も豊かで、研修で入った時はとてもリラックスができる静かな森でした。
それに、海士町には熊や猪といった害獣もいないので、安心してゆったりできます。
海士町でよく見かけるのがキジです。
出勤中に畑の中にポツンと止まっているキジをよく見かけます。
初めて見た時は思わず止まってしまいました。
海士町はほんとに豊かであると日々感じています。
幸せすぎる海と山の幸
自然が豊かな海士町。
ということはもちろん、そこで取れる魚介や野菜はとてもおいしい。
海の幸はわかめに、アジ、タイなど、どれもおいしいのですが、海士町といえばやっぱり牡蠣!ブランド化された「いわがき春香」もあります。
来島4日目にお裾分けで牡蠣をいただいたのですが、まず持ってサイズが桁違い。本土で見ないような大きなサイズがMサイズ!?なんてこともありました。
そして、とれたての野菜もどれも大きくておいしいんです!
また、海士町は島前地域で唯一稲作ができる島で、お米もとってもおいしい。また、日本名水百選にも選ばれている「天川の水」もあります。
「食に恵まれている」この地に来ることができて本当に良かったと感じました!
あたたかい海士町の人
でも、海士町のいいところはなんといっても「人」。これに限ります。
みなさんいい意味で壁がありません。常日頃から僕たちの生活を見守ってくださいます。
一度、「もっと人を頼りなさい」と商店のおばちゃんに怒られたほどでもあります。
島に来て数日で自分は島の暮らしがあっていると気づきました。
居心地がよく、のびのび暮らしています。
来島前は、島に対して不便そうというイメージが強く、延長なんて少しも考えていなかったのですが、来島数日で島の暮らしがあっていることに気づき、1ヶ月が経つ頃には延長しか見えていないような状態になりました。次の3ヶ月はこの3ヶ月の恩返しを込めて生活をしていけたらと思います。
海士町noteをご覧のみなさんも、海士町のみなさんもこれからの3ヶ月、改めてよろしくお願いします!
(海士町note担当:布野)