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海士町おすすめnote

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ぜひぜひ読んでいただきたい「海士町に関するおすすめnote記事」です。
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記事一覧

人の思いを繋ぐ、伝える。海士町での3ヶ月

昨年の10月に大人の島留学制度(10-12月期)で来島した神津です。 この3ヶ月を海士町で過ごしてみて、大自然に包まれながら、人の温かさに触れて日々たのしい生活を送ることができました。 僕はこの3ヶ月で何を得て、何を学んだのかを綴っていこうと思います。 島で過ごした、人生で一番濃い時間今思い返すと、人生で一番と言っても過言ではないくらいの濃い3ヶ月を過ごしてきました。 僕は10月に地元の埼玉を出て、憧れていた島暮らしが始まりました。 最初の一週間は、緊張していて本当

思い描いていたキャリアだけじゃない。「知る」という時間が気づかせてくれたこと。

大学休学中の4年生。 海外へ留学するつもりが、気づけば海士町で9カ月。 大きなプロジェクトに携わり、たくさんの人と出会った彼女がこの島で得たものとは。 R6年度大人の島留学3ヶ月生(4-6月期)として海士町に来島。 海士町役場総務課に所属し、新庁舎魅力化プロジェクトの一員として働いた、磯村佳凛さんにお話を伺いました。 海外ではなく、留学先は海士町。磯村さん: 私の大学は休学する人が多くて、外国語大学なので大体の人が海外へ留学に行くんです。私も1年間休学して、今年の夏に語学

ぼくたちの住む島の写真集

どうも、海士中学校三年生です。職場体験の活動で僕たちの住む菱浦地区と御波地区をぼくたちの視点で写真を撮り、写真集にしてみました。見ていると「懐かし」と感じる写真があるかもしれません。気軽に見てください!! 🏐🏀 菱浦地区漁港 街並み 祭りの時などに活気あふれる街になること。 でもこういう静かな朝はまた雰囲気が違って魅力を感じるところです。 御波地区漁港 <

受け渡される島ファクトリーのバトン。水のように柔軟に、流れるように。

島の観光を支える、島ファクトリー。 2024年11月に代表の青山敦士さんから、あらたな世代へバトンを受け渡すことに。 島ファクトリーの歴史、それぞれの歩み今回、青山さんからお2人にバトンを受け渡すこのタイミング。 青山さんに、創業から今までの島ファクトリーの歴史を辿っていただきながら、途中から仲間に加わった藤尾さんや肥留川さん、お2人から見える島ファクトリーについてお話しいただきました。 (青山さん)創業からコロナ禍前までの時期。島ファクトリーは本当に手作り。名前の通り

秋の訪れ。海士町の豊かさを辿る🍂

10月、少し寒くなってきたころ。 キンモクセイの香りが秋を知らせます。 黄金色に輝いていた稲穂は、 稲刈りも終わり、 田んぼの周りには、真っ赤な彼岸花。 空を見上げると 栗がたくさん実っていました。 新米で栗ご飯なんて贅沢ですね。 柿も色づき、秋の味覚もたっぷり満喫。 日の入りも早くなり、 夕方の空はオレンジ色に染まります。 季節を楽しむこと。 それが、私が感じる海士町の醍醐味。 (海士町note担当:渋谷)

こじょうゆ糀を仕込む。島の食文化を守りたいと立ち上がった人たち。

海士町で代々受け継がれてきた「こじょうゆ味噌」。その原料となる「こじょうゆ糀」をこの先の未来に残していくためにーー。 「こじょうゆ糀」とは、海士町の食文化として親しみのある「こじょうゆ味噌」の原料。「こじょうゆ糀」に「塩・水あめ・みりん・酒」などを入れてつくるのが海士町の伝統食「こじょうゆ味噌」です。 ▼こじょうゆ味噌 しかし、一昨年海士町で「こじょうゆ糀」をつくっていたJAさんが事業から撤退。昔ながらの食文化を継承すべく発足されたのが、こじょうゆ組合さんです。 「こ

今年もまた海士町が東京にやってくる!?『超!海士町祭り』11/9(土)に開催決定!

10/9追記:最新情報はこちらです! これまで東京を会場に開催してきました海士町の関係人口の皆様にお届けする対面型イベント「海士町感謝祭in渋谷」「海士町ファンミーティング」に続く、第3回目となるイベントの開催が決定しました! その名も… 「超(ちょう)!海士町祭り」本イベントのコンセプトは、「POPにまちづくりに関わる」です! これまで、様々な変革や挑戦に取り組んできた海士町。 海士町に暮らしている方を中心に関係人口、還流人口、滞在人口など、海士町への関わりしろの幅

国境を越えてつながるグローバルな関係人口 18年ぶりに来島して

18年前に、海士町の都市農村交流ツアー「AMAワゴン」で海士に来島した,長神さん。 普段はシンガポールに家族と在住し米系企業に勤めている。 今回長期休暇を利用して3週間来島中。 18年ぶりに来島して何をを感じたのか、長神さんにお聞きしました。 海士町との出会いはさかのぼること18年前_長神さん: 大学3年生の時にボランティアに関心を持ち始めました。 当時インドネシアで大津波を伴う大地震があって、その支援の ボランティアをするサークルの立ち上げをすることになりました。 そ

「週に1回は夕食を作らなくていい日♪」そんな日があってもいいよね。島で暮らすママさん2人が届けるお惣菜屋さん。

「今日の献立どうしよう?」「ご飯作るの大変だなぁ〜」 島で暮らすママさんならではの視点で生まれた、お惣菜屋さん「うちのごはん」が7/29にオープンしました✨ 1〜2品でも気軽に買えるお惣菜。みんなが安心して食べられる家庭料理を届けたい。 そんな思いから立ち上がった海士町在住のママさん2人にお話を伺いました。 子どもが同い年。そんな接点からはじまったお話。篠原さん:2人が出会ったのは、子どもがたまたま同い年で海士町の子育て支援センターで知り合いました。 ママさん同士仲良

海外留学が延期に。空白期間で飛び込んだ島体験は、自分が変わるきっかけになった。

これまで、自分が島に行くなんて思ってもみなかった。 ある日突然、夏まで延期になってしまった海外留学。 渡航までの空白期間を、どう過ごそう? 友人のひとことがきっかけで思い切って参画した大人の島体験で、彼女のなかに生まれた変化とは。 R6年度大人の島体験生4‐6月生として海士町に来島。中島未琴さんにお話しを伺いました。 きっかけは友人のひとことだった。島に行くなら、今しかない。 正直、島に来たのは本当に成り行きでした。 実はもともと、4月から10月の期間でカナダ留学に行

正解がないからおもしろい。音楽界から海の世界へ飛び込んだ理由【海士町 大敷網漁師 浜口夏生さん】

7月といえば七夕。 そんな季節の風習に親しむ「七夕野外演奏会」がゲストハウス「たちばな」にて行われました。 noteスタッフも季節の気分を味わいに、いってきました✨ 今回のゲストは、2022年1月に海士町に移住した、浜口夏生さん。 音楽大学を卒業され、現在の職業は崎地区にある大敷網(定置網)の漁師さんなんです。 ピアノの世界からIT企業を経て、漁師へ。そんな経歴をもつ浜口さんにこれまでのお話しを伺いました。 3歳からはじめたピアノ、続けることへの違和感。 浜口さん:

「つながる×つなげる」海士町新庁舎のコンセプトと空間デザイン

2024年秋の完成を予定している海士町の新しい役場。 今回は新庁舎のコンセプトと、そのコンセプトを体現する空間デザインについてお届けします。 新庁舎・開発センター・交流棟。3つの建物の役割について。現在建設中の新庁舎、その隣の開発センター、そして "交流棟" (現庁舎の位置に建設予定)3つの建物にはそれぞれ異なる役割があります。 なかでも新庁舎は「暮らす・創る・話す」をテーマに、誰もが気軽に暮らしの相談ができ、未来についての対話が生まれる場所として活用されます。 つなが

海士町を散歩して取り上げるのは、兵庫出身の旅ブロガー!?

4月下旬、海士町や隠岐島前地域の散歩紀行の記事を見つけました。ブランチ@兵庫県出身の旅ブロガー 日本のへそからぶらりたび さん(以下、ブランチさん)がつくられた、「あまさんぽ」というシリーズの記事です。 ブランチさんは大人の島留学(就労お試し移住制度)で海士町に移住し、現在は海士町教育委員会に所属しています。 この記事では、お散歩記事制作のきっかけや、海士町を発信することへの想いをお聞きしました! 記事内の写真提供:ブランチさん 見逃されがちな「日常」を伝えたい ――

日本では海士町だけ、見ごろを迎えた白いお花の正体は?

なんでしょう?この白いお花は? 近くで見ると何とも愛らしいお花の正体は、 「タケシマシシウド」といいます。 この場所は、海士町豊田地区に位置する 「タケシマシシウド群落」 つぼみだって可愛らしいんです。 実は「タケシマシシウド」、 韓国の鬱陵島のみに生育している 固有種だとされていました。 しかし、1970年代に海士町で発見された 希少なお花なんです。 よく見ると小さな白いお花が集まっている。 蜜を吸いに蝶々も集まります。 下から見ても、 これまた、かわいい。