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海士町おすすめnote

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ぜひぜひ読んでいただきたい「海士町に関するおすすめnote記事」です。
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#海士町

受け渡される島ファクトリーのバトン。水のように柔軟に、流れるように。

島の観光を支える、島ファクトリー。 2024年11月に代表の青山敦士さんから、あらたな世代へバトンを受け渡すことに。 島ファクトリーの歴史、それぞれの歩み今回、青山さんからお2人にバトンを受け渡すこのタイミング。 青山さんに、創業から今までの島ファクトリーの歴史を辿っていただきながら、途中から仲間に加わった藤尾さんや肥留川さん、お2人から見える島ファクトリーについてお話しいただきました。 (青山さん)創業からコロナ禍前までの時期。島ファクトリーは本当に手作り。名前の通り

「つながる×つなげる」海士町新庁舎のコンセプトと空間デザイン

2024年秋の完成を予定している海士町の新しい役場。 今回は新庁舎のコンセプトと、そのコンセプトを体現する空間デザインについてお届けします。 新庁舎・開発センター・交流棟。3つの建物の役割について。現在建設中の新庁舎、その隣の開発センター、そして "交流棟" (現庁舎の位置に建設予定)3つの建物にはそれぞれ異なる役割があります。 なかでも新庁舎は「暮らす・創る・話す」をテーマに、誰もが気軽に暮らしの相談ができ、未来についての対話が生まれる場所として活用されます。 つなが

秋の訪れ。海士町の豊かさを辿る🍂

10月、少し寒くなってきたころ。 キンモクセイの香りが秋を知らせます。 黄金色に輝いていた稲穂は、 稲刈りも終わり、 田んぼの周りには、真っ赤な彼岸花。 空を見上げると 栗がたくさん実っていました。 新米で栗ご飯なんて贅沢ですね。 柿も色づき、秋の味覚もたっぷり満喫。 日の入りも早くなり、 夕方の空はオレンジ色に染まります。 季節を楽しむこと。 それが、私が感じる海士町の醍醐味。 (海士町note担当:渋谷)

こじょうゆ糀を仕込む。島の食文化を守りたいと立ち上がった人たち。

海士町で代々受け継がれてきた「こじょうゆ味噌」。その原料となる「こじょうゆ糀」をこの先の未来に残していくためにーー。 「こじょうゆ糀」とは、海士町の食文化として親しみのある「こじょうゆ味噌」の原料。「こじょうゆ糀」に「塩・水あめ・みりん・酒」などを入れてつくるのが海士町の伝統食「こじょうゆ味噌」です。 ▼こじょうゆ味噌 しかし、一昨年海士町で「こじょうゆ糀」をつくっていたJAさんが事業から撤退。昔ながらの食文化を継承すべく発足されたのが、こじょうゆ組合さんです。 「こ

国境を越えてつながるグローバルな関係人口 18年ぶりに来島して

18年前に、海士町の都市農村交流ツアー「AMAワゴン」で海士に来島した,長神さん。 普段はシンガポールに家族と在住し米系企業に勤めている。 今回長期休暇を利用して3週間来島中。 18年ぶりに来島して何をを感じたのか、長神さんにお聞きしました。 海士町との出会いはさかのぼること18年前_長神さん: 大学3年生の時にボランティアに関心を持ち始めました。 当時インドネシアで大津波を伴う大地震があって、その支援の ボランティアをするサークルの立ち上げをすることになりました。 そ

「週に1回は夕食を作らなくていい日♪」そんな日があってもいいよね。島で暮らすママさん2人が届けるお惣菜屋さん。

「今日の献立どうしよう?」「ご飯作るの大変だなぁ〜」 島で暮らすママさんならではの視点で生まれた、お惣菜屋さん「うちのごはん」が7/29にオープンしました✨ 1〜2品でも気軽に買えるお惣菜。みんなが安心して食べられる家庭料理を届けたい。 そんな思いから立ち上がった海士町在住のママさん2人にお話を伺いました。 子どもが同い年。そんな接点からはじまったお話。篠原さん:2人が出会ったのは、子どもがたまたま同い年で海士町の子育て支援センターで知り合いました。 ママさん同士仲良

特別な理由はなくてもいい。とにかくやってみた先で、今の自分がここにいる。

新卒で入った会社を退職。次の一歩がなかなか踏み出せずにいた中「勢い」で飛び込んだ大人の島体験。 その1年後に島に就職した彼女は、何を思い、なぜ島に残ることを選んだのでしょうか? 今回はR5年度大人の島体験5〜7月生として海士町に来島。 その後、制度を延長し今年の春から島前ふるさと魅力化財団(以下、財団)に就職された餅田ゆかりさんのインタビューをお送りします。 来島から約1年。制度終了後は、島に就職。 今後も島で暮らすことを決めた彼女のこれまでの歩みと想いについて、聞かせて

海外留学が延期に。空白期間で飛び込んだ島体験は、自分が変わるきっかけになった。

これまで、自分が島に行くなんて思ってもみなかった。 ある日突然、夏まで延期になってしまった海外留学。 渡航までの空白期間を、どう過ごそう? 友人のひとことがきっかけで思い切って参画した大人の島体験で、彼女のなかに生まれた変化とは。 R6年度大人の島体験生4‐6月生として海士町に来島。中島未琴さんにお話しを伺いました。 きっかけは友人のひとことだった。島に行くなら、今しかない。 正直、島に来たのは本当に成り行きでした。 実はもともと、4月から10月の期間でカナダ留学に行

正解がないからおもしろい。音楽界から海の世界へ飛び込んだ理由【海士町 大敷網漁師 浜口夏生さん】

7月といえば七夕。 そんな季節の風習に親しむ「七夕野外演奏会」がゲストハウス「たちばな」にて行われました。 noteスタッフも季節の気分を味わいに、いってきました✨ 今回のゲストは、2022年1月に海士町に移住した、浜口夏生さん。 音楽大学を卒業され、現在の職業は崎地区にある大敷網(定置網)の漁師さんなんです。 ピアノの世界からIT企業を経て、漁師へ。そんな経歴をもつ浜口さんにこれまでのお話しを伺いました。 3歳からはじめたピアノ、続けることへの違和感。 浜口さん:

日本では海士町だけ、見ごろを迎えた白いお花の正体は?

なんでしょう?この白いお花は? 近くで見ると何とも愛らしいお花の正体は、 「タケシマシシウド」といいます。 この場所は、海士町豊田地区に位置する 「タケシマシシウド群落」 つぼみだって可愛らしいんです。 実は「タケシマシシウド」、 韓国の鬱陵島のみに生育している 固有種だとされていました。 しかし、1970年代に海士町で発見された 希少なお花なんです。 よく見ると小さな白いお花が集まっている。 蜜を吸いに蝶々も集まります。 下から見ても、 これまた、かわいい。

島外へ流れるお金を減らしたい!救世主はまさかのクラフトビール!?

2023年度の海士町未来共創基金に採択された「島のビールで乾杯を!田んぼと海を活かしたクラフトビール醸造事業」。 事業を立ち上げ、新たな挑戦をはじめる浅井峰光さんにお話を伺いました。 出身は愛知県の浅井さん。なぜ海士町で事業を立ち上げたのでしょうか ――海士町に移住した経緯は何ですか? 浅井さん: きっかけ自体は非常に単純で、島内企業「株式会社風と土と」の社長の阿部さんが私の高校の1つ先輩で。 お誘いいただき、風と土とに入社をするタイミングで移住してきました。 2016年

NHK「新プロジェクトX 隠岐 島に希望を取り戻せ ~破綻寸前からの総力戦~」をご覧いただいた皆様へ

この度は、NHKの新プロジェクトXをご覧いただき、ありがとうございます。ぜひこの機会に「今の海士町」についても知っていただけないかと思い、このnote記事を作成しています。 まずは海士町長メッセージから。ぜひぜひ最後までご覧くださいね✨ 挑戦者、求む。(海士町長からのメッセージ) 最近の海士町について海士町の最新情報をお届けします! 求人情報 🚢 気になる募集があれば、ぜひクリックしてみてみてくださいね✨ 海士町からのお知らせ👀 島のホットなニュースをぜひご覧く

島の教育魅力化の先駆者の一人【豊田庄吾さん】。「地域」×「教育」を一生貫くと決めたときから

海士町に来て15年。 離島で教育魅力化を牽引した一人である、豊田庄吾さん。 この春から新たな目標に向かって走り出す豊田さんの軌跡をたどります。 海士町までの道のり海士町に公立塾(隠岐國学習センター)を設立し、島の教育を切り拓いてきた豊田さん。教育に関わるまでにはさまざまな道のりがありました。 ーー海士町に来る前の経緯をお聞きしても良いですか? 豊田さん: 福岡県大牟田市出身で、広島の大学を卒業後はリクルートグループの会社に就職し、東京で働いていました。人事の仕事をしたり

断熱DIYの効果はあったの? サーモカメラを使って覗いてみよう

昨年12月に海士町で行われた断熱DIY教室。 皆でつくった断熱内窓であまマーレ(交流スペース)の自由室はどれくらい暖かくなったんだろう。サーモカメラを使ってその効果を確かめてきました。 断熱DIY教室当日の様子も海士町noteの記事になっています。 断熱って?どんなことができるの?という方は合わせて読んでみください。 サーモカメラって?サーモカメラはレンズを通して物の表面温度を測ることができるカメラ。 空気の温度を計っている室温計とはちょっと違う。 冬にコンクリートの部