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海士町みんなのnote

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海士町のみなさんが更新されているnoteや、海士町のことを書いてくださったnote、#海士町のnoteなどをまとめています。
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#島根県

海士町みんなのnoteをご紹介!自然体の海士町をお届けします。

海士町で暮らし働いているみなさんや、移住されたみなさんがnoteを更新されています。海士町のみなさんのnoteを通じて、島の様子を知ることができたり、自分が知っていることとは違った視点で、海士を見ることができるかもしれません。 「海士町みんなのnote」マガジンで、海士町でのできごとや取り組み、施設・事業所の情報、イベントなどを知る方法の1つとして活用いただけたらなによりです。 それでは、「海士町みんなのnote」に掲載しているみなさんをご紹介します。 海士町の事業所や

手仕事でつむぐ、海士町の伝統菓子「白浪」。

みなさん「白浪」はご存じですか? 白浪とは、海士町のおみやげとしても知られ、長きにわたって親しまれてきた伝統的な和菓子です。 「白浪」という名の通り、白く、あんことお砂糖の甘さが広がります。 島内のお店や家庭でも作られていましたが、約70年前に常盤堂製菓舗で「白浪」と名付け商品化。現在は、海士町のお土産と手仕事のお店「つなかけ」さんでその製法と味を守り、伝統を引き継いでいます。 昨年、パッケージやロゴも新たにリニューアルされました。 むかし遠流の身となられた貴人たちを

パパアンバサダー、海士愛を語る。2回の来島で手にした「ワクワクする未来」への手がかり【海士町アンバサダー】

2024年5月よりスタートした『海士町オフィシャルアンバサダー制度』。海士町が大好きでその魅力をたくさんの人に知ってもらいたい。町作りに貢献したい、関わりたい、応援したい......。そんな方にぴったりの制度です。 毎回異なるアンバサダーにお話いただく本企画。今回登場していただいたのは、ご自身に加え、家族全員でアンバサダーになられた西岡 康さんです。 「海士、好きですね」。取材の終わり際、噛み締めるようにそう口にした西岡さん。家族でアンバサダーになった経緯や海士町で得たこ

事務局長コラム 「海士町社会福祉協議会は髪の色は自由ですか?」

彼女が髪を指で分けただけ それがシビれるしぐさ♪ サザンオールスターズの名曲「栞のテーマ」  いい曲ですね 分ける髪も無い事務局長です・・・(泣) サビ部分がこちら つれない素振りの Long-brown-hair ね、どうしてなの なぜに泣けるの ひところのアナタに戻る この時こそ大事な Twight-light-game♪ 長い茶髪の綺麗な女性…  みなさんはどのような女性を思い浮かべるでしょうか? 浅野温子さん?かな? 先日、隠岐諸島の社協総務部門の連絡会が海士町

海が教えてくれる、人の営み。隠岐ユネスコ世界ジオパークの視点からみる水族館。

隠岐ユネスコ世界ジオパークの泊まれる拠点施設Entô(エントウ)。その隣にある、Entôジオラウンジにやってきました。 この日、訪れたイベントは「漂う水族館」 昨年の5月に西ノ島町からはじまり、隠岐の島町、知夫村と隠岐の島々を巡ってきました。最後の舞台は海士町。 階段を下ると、 さっそく、水槽とご対面です。 漂う水族館のコンセプトは「隠岐の海」。 生息する生き物たちや海の特徴を通して、海と人のつながりを探める機会にしてほしい。そんな思いが込められています。 1つ目の

「リーダーに聞く」         ~保健福祉センターひまわり 佐々木施設長~

リーダーに聞く・シリーズ第2弾は、海士町保健福祉センターひまわり施設長・佐々木裕之さんです。三味線の達人として、海士町では有名人の一人。「想い」を語っていただきました。 ――2024年を振り返っていかがですか? 海士町保健福祉センターひまわり(以下、ひまわり)は、温泉入浴・プール・デイサービス・居住・ヘルパー・ケアマネ・地域福祉など、多くの事業所やスタッフが勤務し、海士町では「保健福祉の総合デパート」とも言える場所です。合併や組織改革があり、前任者から引き継ぎ、前任者の想

エリアを超えて未来を共創する ― 三町未来共創協定トークイベント開催

2024年1月、島根県海士町、埼玉県横瀬町、福島県磐梯町の3自治体は、各町の強みを最大限に活かし、未来のまちづくりに向けた新たな挑戦として「三町未来共創協定」を締結しました。 各自治体は、海士町での先進的な関係人口施策、横瀬町での官民連携の推進、磐梯町での自治体DXの先駆けといった取り組みを通じ、地域活性化に大きな実績を残してきました。 しかし、いずれの町も取り組みをさらに広げるために、人材の獲得・育成や新たな価値創出が急務となっています。そんな中、3町が連携し、互いのノ

ファームで働き、気づく食への感謝。島で暮らして見えた日本の原風景。

アメリカでの留学から日本に帰国後、 島独特の日本とは違う文化を知るために来島しました。 彼の目に海士町での生活はどう映ったのでしょうか。 R6年度大人の島留学3ヶ月生(10-12月期)として海士町に来島。 有限会社隠岐潮風ファームで働いた、A.Oさんにお話を伺いました。 日本とはどこか違う日本を求めて僕は土木関係の大学を卒業後、修士号を取得するためアメリカに二年間留学していました。修士号は取得したものの、僕のこの先のビジョンが見えずに2024年の秋に帰国。2025年の4月

【海士町で初めての離島暮らし】本氣米の課題解決に取り組むJICA海外協力隊実習生

JICAグローカルプログラム実習生として海士町で活動していた芝野雄大(しばの ゆうた)さん。12月にグローカルプログラムの任期を終えて、JICA海外協力隊としてコミュニティ開発でエルサルバドルに派遣予定です。芝野さんの今までの経歴を掘り起こしつつ、海士町での活動の様子を取材しました。 JICA海外協力隊に応募するまでの経緯を教えてください 小学生の頃から「海外で仕事をしたい」というのは頭の中にありました。昔、カンボジアの小学校にブランコを作る団体の本を読んだんです。日本でブ

特攻隊員との別れ、そして日本へ 〜向日葵新聞 第二弾 後編〜

前編では高橋公世さんが満州でどのように生活されていたのか、戦時中の満州での様子などのお話を聞きました。後編では特攻隊を見送った際のお話や終戦時のお話を聞いていきます。 特攻隊の見送り高橋さんは満州で特攻隊を3回見送ったそうです。 特攻隊はスパイに知られないように家族にも極秘に飛び立ちますが、飛行場で働いていた女学生達は見送りを許されていました。旅立つ際には見送りに来た上官達が机を並べて座っている前で10人程の若い男の子がニコニコしながらお酒を飲んでいました。高橋さんの前を

海士町役場にて観光マーケター、HRを募集します(ポテンシャル採用)

海士町役場は、島根県隠岐郡に位置する、人口約2,200人の海士町の行政機関です。「ないものはない」を合言葉に、豊かな自然と独自の文化を活かしたまちづくりに取り組んでいます。 募集の背景海士町では5年毎に町の総合戦略が策定されます。この戦略に基づき海士町ではこれまで、海士町観光協会や民間事業者と連携しながら、ホテルEntôやグランピング施設TADAYOIのオープン等により、新たな旅行客層の獲得に取り組んできました。2025年4月から新たな戦略に基づいた5年の計画実行期間に入り

人の思いを繋ぐ、伝える。海士町での3ヶ月

昨年の10月に大人の島留学制度(10-12月期)で来島した神津です。 この3ヶ月を海士町で過ごしてみて、大自然に包まれながら、人の温かさに触れて日々たのしい生活を送ることができました。 僕はこの3ヶ月で何を得て、何を学んだのかを綴っていこうと思います。 島で過ごした、人生で一番濃い時間今思い返すと、人生で一番と言っても過言ではないくらいの濃い3ヶ月を過ごしてきました。 僕は10月に地元の埼玉を出て、憧れていた島暮らしが始まりました。 最初の一週間は、緊張していて本当

「人と人」を感じる世界

今回は2024年4月から島留学で海士町にやってきた野田さんに話を聞いてみました。海士町社会福祉協議会で働く前、働き出して約9ヶ月が経った今、これからについて色々と教えてくれました。 はじめにはじめまして。令和6年度島留学生の野田実優(のだみゆ)と申します。 わたしは、島留学の「福祉×まちづくりプロジェクト」に所属しており、4月から週2日、ひまわり(デイサービスセンター)で勤務をさせていただいています。 ここで簡単に自己紹介をいたしますと 神奈川県出身で大学卒業後3年間

「地方だけど、地方じゃない」海士町で。たくさんの出会いに導かれて過ごす、かけがえのない時間【海士町アンバサダー】

2024年5月よりスタートした『海士町オフィシャルアンバサダー制度』。海士町が大好きでその魅力をたくさんの人に知ってもらいたい。町作りに貢献したい、関わりたい、応援したい......。そんな方にぴったりの制度です。 毎回異なるアンバサダーにお話いただく本企画。今回の語り手は、東京で企業に勤める傍ら、海士町のレストラン『船渡来流亭』の企画運営に携わる錦織さん。 毎月、月の半分を海士町で過ごすという錦織さんに、町を通して出会った人々とのエピソードや海に囲まれた海士町ならではの