12月の海士町 特集: #離島にもっと若者の還流を
こんにちは。
12月になりました。今年も残りわずかですね。
暖かい日が続いていましたが、12月になるとやはり”冬”を感じる日が多くなりました。冬のにおいがして、冬の木になって、冬の天気になる。季節によって、自然は変わっているんだなと改めて感じます。
それでは、今月の海士町をお届けします。
特集: #離島にもっと若者の還流を
今月の特集は、#離島にもっと若者の還流を。離島にもっと地元の子が戻ってくること、若者たちが離島で暮らし、働くことを目指して、「離島への新しい人の流れづくりを起点とした魅力的な地域づくりプロジェクト」に取り組んでいます。
今回は、「大人の島留学・島体験」・「地域複業」などの制度を視点とした記事をご紹介します。
・【YouTube LIVE】「島で働く」はこれからの若者にとって当たり前になるのか?
海士町に興味がある方、島で働いてみたい方に向けてトークセッションを行いました。実際に海士町で働いている大人の島留学生と一緒に、島で働くリアルな声をお届けしています。
・地域複業とは?ー複業というはたらき方から見えた人生の選択ー
地域複業とは、時期に応じてはたらく場所を変えていくという組織横断的なスタイルの働き方のこと。海士町複業協同組合で実際に働く方々は、どのように複業に出会い、どういった働き方をしているのでしょうか。
・【イベントレポート】「特別な思いがなくたって、地域に飛び込んでいい。」
12月10日東京にて、「自ら地域に飛び込み、まちづくりとコトづくりを行うキャリアとは?」をテーマに、トークイベントを行いました。実際に大人の島留学・島体験の制度を利用している方々からの声をお届けしました。
・島に帰ってきて、自分と島をみつめる。自信をもって次の半年も行ってきます!
半年間、島体験生として島に帰ってきた山下さん。『島に帰ってきて、色々な選択肢があるんだなって思いました。島の中の人とも外から来る人とも話す機会がたくさんあって、誇りを持って働く人たちに出会って、働くことが楽しそうだなって思うようにもなりました。島に安心できる場所があるし、やっぱり、自分にとって島はホームだなって思います。』
・3ヶ月しかいなかった私たちが毎年この島に帰ってきたいわけ
11月に行われた「海士町産業文化祭」のお手伝いのため、令和3年・4年度の大人の島留学生・島体験生が海士町に帰ってきました。大人の島留学を修了したあと、地元に戻ったり、大学に戻ったりした卒業生たちに、島を離れたからこそあらためて見えた、気持ちや景色をインタビューしました。
✨大人の島留学・島体験についてのお誘い✨
・【2泊3日|冬のお試し島留学】離島がきっと“ふつう”の場所になる。
島の暮らしや離島の仕事を経験し、新しい自分との出会いや自分自身のあり方を見つけ様々な挑戦を行う、短期滞在型プログラムである「冬のお試し島留学」を開催します。
海士町からのお便り✉|NEWSをお届けします!
今月の海士町に関するお知らせやおすすめ情報です。
・【一般社団法人隠岐ジオパーク推進機構×株式会社M&Company】隠岐のサステナブルツーリズムを担うローカルガイドを通した豊かな旅の創出に取り組みます
隠岐ジオパーク推進機構とM&Companyさんが、隠岐諸島で活躍するローカルガイドの活動の幅を増やす体制づくりと、中長期的に島の観光価値を高める事業推進を目的に業務委託契約を締結しました。
・契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」を導入〜島根県内の初導入の自治体として、電子契約化を推進〜
海士町では、契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」を導入しました。クラウドサインとは、書類や対面で行っていた契約業務全般をデジタル化し、業務の最適化とDX施策の加速を目的とする電子契約サービスです。
・新たな観光拠点として、ジオパーク×グランピング施設が2023年春オープン予定
海士町と地方を舞台に事業を展開している株式会社FoundingBaseさんとともに、2023年春にグランピング施設をオープン予定です。ユネスコ世界ジオパークに選ばれた絶景に加えて、豊かな自然や地域資源を活用した島ならではの体験を提供します。
・【募集中!】看護師・薬剤師・歯科衛生士・医療事務/患者様一人ひとりと丁寧に向き合う地域医療を一緒に作っていきませんか。
海士診療所・海士歯科診療所で、看護師、薬剤師、歯科衛生士、医療事務を募集しています。”顔の見える”関係を強みに、一人一人の患者様の体調変化や声をこまめにキャッチし、一人一人に寄り添った医療を実施しています。
▼ 海士町で働く看護師さんの仕事内容はこちら。
・広報海士【令和4年11月号】
今月の広報海士では、特集として後鳥羽院遷幸800年記念事業をとりあげています。海士町内の教育やイベントなど島の様子を掲載しています。
・海士町の隠岐牛・寒シマメ肝醤油漬け・いわがき春香を実際に食べてみた
海士町の特産品である隠岐牛・寒シマメ肝醤油漬け・いわがき春香。通販サイトや海士町ふるさと納税でも扱っているのでぜひチェックしてみてください!
・【海士町】島の玄関口のレストランに冬限定のメニュー登場
港のレストラン「船渡来流(セントラル)亭」に、冬季限定の新メニュー「チキチキバーガー」が登場しました。甘酸っぱいオリジナルソースが染み込んだチキンに、ハニーマスタードがかかった食べ応えのある味です。ぜひ召し上がってみてください。
離島の学校|児童・生徒たちの学校でのひととき
海士町にある小・中・高の4つの学校。日々の学校生活のひとこまをご紹介します。
・島留学紹介オンラインイベント”離島の学校、覗いてみる?”を1年生による運営で実施しました
高校1年生が自分の出身中学校の生徒に向けて、島の紹介、高校・寮・学習センター(公立塾)を紹介をしました。プレゼンや動画なども自主制作し、当日の司会進行やzoom運営まで、全て1年生が手掛けています。
・3年生総合の時間の学習発表会「ミッション・イズ・ポッシブル」
事業所の方から事前にいただいた活動テーマ(ミッション)の達成を目指し、給食の新メニューを考案したりと新しい価値を考え、困りごとの解決に力を入れてきたことを発表しました。
・学校教員インタビュー-教頭先生-
海士町出身者である教頭先生の目線から、離島の学校の魅力をインタビューされています。「海士小学校は明るくて楽しい学校。子どもたちがすごく穏やかというか、落ち着いてる印象があります。笑顔がすてきな子どもたちです。」とのこと。
・海士町産の食材でお雑煮づくり【5・6年生】
5,6年生が「海士町産のものを使って、お雑煮を作ろう!!」という目的で、島食の寺子屋さんと一緒に海士町産の食材を使ってお雑煮をつくりました。地域の食材への感謝が生まれ、自分たちの料理の腕が上がったとのこと。
YouTube|海士町を映像でお届けします!
海士町に関する動画をご紹介します。
・春のバードウォッチング in 海士町
島のあちこちをめぐりながら、春の花、アマツバメやオオバンなど自然を感じるイベントとなりました。自然あふれる海士町にはたくさんの生き物がいるようです。
・島の文化会議 第2回「私たちと歴史はどのようにつながるのか?~隠岐と後鳥羽院から考える~」
後鳥羽院遷幸八百年記念事業として、文化や歴史を親しむことによって心を豊かにし、内なる好奇心を呼び覚まし、交流の輪を広げることを目的に、「承久の乱の背景と人々の生き方」について講演会が行われました。
今月の読みもの|おすすめの記事をご紹介!
じっくり読んでいただきたい、おすすめの読みものをご紹介します。
・小学校のこどもたちによる通学合宿が行われました
自分のことは自分でする”自立”・”挑戦”・”交流”を身につけよう!ということを目的に、小学4年生の宿泊体験である通学合宿が行われました。食事作りや星空観察、プチ修行を体験しました。
・【人生劇場#50】ゲスト:高橋恭介さん
「To Be Dozen」という雑誌を制作した高橋さんの人生劇場。彼と彼の友達の間にある3年間の思い出と、彼の行動によって救われた感謝が詰まった気持ちがありのまま綴られています。
・おもしろい地方に住むと、おもしろい出会いも多い
南さんが代表をつとめる「ミナミデザイン」で修行されている弟子さんたちの作品をご紹介しています。キンニャモニャ祭りやクルージング事業のポスターなど、想いをこめてデザインを考えている様子が綴られています。
・『火』で何ができる?!
お山の教室では、椎の実や栗を炒って食べたり、冬には暖を取ったり手を温めるためのお湯を作ったりするなど、火を起こす機会があります。こどもたちが木を集め、火をつくり、火を育て、火を落とす。その様子が綴られています。
・【BRUTUS】島根・隠岐諸島。一皿から始まる、地球46億年のジオトリップ〜前編〜
隠岐ユネスコ世界ジオパークの“泊まれる拠点施設”として、宿泊機能とジオパークの魅力を体験できる機能をシームレスに持つEntôをご紹介いただいています。
・23枚の「ないものはない」写真
今年の11月に、町内の産業文化祭というイベントの中で、「ないものはない × #離島にもっと若者の環流を 」と題した写真展の企画・展示していました。日常に海士町を感じる作品たちを公開しています。
・CAS凍結センターの「営業」部門で働かせていただくことになりました。『自分に合った仕事は何かというよりも、何の分野だったら、私もこの海士町の人たちや社会に貢献できるだろうかと思います。それが、私のモチベーションにそのまま直結していて、それを見つけるために、今の自分があり、今の仕事や目の前の暮らしがあるのだと思いました。』
・ジオパークで生きる人03|島の社会で複数の役割を持って生きる。その中の「田んぼ」でどう楽しむか。
風と土とで働きながら、兼業でお米作りを行う 浅井さん。「島らしさ」の土台としてお米づくりをコミュニケーションツールと捉え、田んぼと人をつなぎ、自身の田んぼに関わる人を増やされています。
・島食の留学弁当(2022/12/15)
寺子屋の生徒のみなさんでお品書きを考える島食の留学弁当企画。今回のテーマはクリスマスでした。和食だけどクリスマスを感じられるような工夫がされています。
ピックアップ SNS
「今月の海士町」アーカイブ
毎月の海士町の様子をまとめています。こちらのマガジンもぜひ見てみてくださいね。
▶10月の海士町 特集・失敗の日
▶11月の海士町 特集:ふるさと納税
Episode ~今月の表紙~
今月は、離島にもっと若者の還流をの特集ということで雪だるまが島と船で遊んでいるようなバナーを制作しました!いつの間にか冬になってしまってとっても寒いですが、来年に向けての準備をおうちで進めていきたいですね⛄️(イラスト:東瀬戸)