マガジンのカバー画像

海士人(あまじん)

63
見どころ満載!島内で様々なことに挑戦されている海士町の「人」にフォーカスした記事をまとめました。
運営しているクリエイター

#島根

見どころ満載!海士町でいろいろなことに挑戦している「海士人」紹介マガジンができました!

海士町noteが作成している、海士町みんなのnoteマガジンや海士町教育委員会のマガジンには、計1,000本を越える記事が掲載されています。 それらの中から、海士町の「人」にフォーカスした記事をまとめ、新たに「海士人」というマガジンを作成しました。 さらに!海士人マガジンに掲載している記事のマップ化もしています。気になる記事から、気になる場所から、海士のみなさんを知っていただけるとうれしいです✨ マガジンを作成するに当たって、海士町noteスタッフの私が、ぜひみなさんに

島の教育魅力化の先駆者の一人【豊田庄吾さん】。「地域」×「教育」を一生貫くと決めたときから

海士町に来て15年。 離島で教育魅力化を牽引した一人である、豊田庄吾さん。 この春から新たな目標に向かって走り出す豊田さんの軌跡をたどります。 海士町までの道のり海士町に公立塾(隠岐國学習センター)を設立し、島の教育を切り拓いてきた豊田さん。教育に関わるまでにはさまざまな道のりがありました。 ーー海士町に来る前の経緯をお聞きしても良いですか? 豊田さん: 福岡県大牟田市出身で、広島の大学を卒業後はリクルートグループの会社に就職し、東京で働いていました。人事の仕事をしたり

海士町史に刻まれる希代のリーダー

2024年1月3日、悲しい報せが島を走りました。 前町長である山内道雄さんがご逝去。85歳でした。 山内さんは現役時代、前代未聞の挑戦を重ねて海士町を変革へと導いた、まさに激動期のリーダーです。炎のように熱く気合いに満ち、かつ愛嬌があり思いやりあふれる“情の人”。 「やるなら本気で、思い切りやれ!」と、職員らのヤル気に火をつけただけでなく、島で何かにチャレンジしたいという多くの若い移住者を応援し、見守り、“Iターンの父”とも呼ばれる存在でした。 「山内さんにとって、『ない

海士町で歩んでいく、勇木史記さんの「陶道人生」

海士町で作陶活動をされている勇木史記さん。 やきものに出会ったきっかけ、海士町に来られた経緯、勇木さんの人生のものがたりをお聞きしました。 やきものに出会った学生時代広島県広島市に生まれた勇木さん。 高校時代からやきものに出会った大学時代のお話しをお聞きしました。 −−やきものに出会ったのはどのような経緯なのでしょうか? (勇木さん)大学の授業で出会ったんだけれど、最初は陶芸の授業があるとは知らなくて。 高校の時に油絵とかをやって楽しくてね、元々は美術の先生になろうと思っ

築100年の米蔵を改修してうまれたゲストハウス「たちばな」が、地域と移住者をつなぐ架け橋に。

築100年の米蔵を改修し、 海士町北分にオープンしたゲストハウス『たちばな』 「いらっしゃい。コーヒー飲んで休みなさい」 中に入ると、笑顔で迎えてくださったのは、ゲストハウス『たちばな』を開業した扇谷光恵さん。 迎えてくださった1階はキッチンと飲食スペース。 温白色の照明に照らされる室内はなんともあたたかみのある空間です。 タンスやスリッパラックなど昔ながらの家具に合うように相談を重ねながら建てたと話します。 2階にあがると、『三郎岩』と『二股島』という海士町にある奇岩

島のクリエイティブを作る人。旅館・動画・音楽…一体、どんな人生を?

海士町で四代続くなかむら旅館のオーナー兼、動画クリエイターの中村徹也さん。 マルチに活動する中村さんは一体どのような人生を歩み、どんな思いで動画を作り、旅館を営んでいるのでしょうか? 料理、音楽、俳優。さまざまな勉強をした20代。高校からは海士町を出て、松江で下宿生活を送っていた中村さん。高校卒業後は、大阪の証券会社に就職。その後は料理、音楽…勉強をするために各地を飛び回った。 (中村さん)証券会社を辞めたあとは手に職つけようと思って、大阪で料理の勉強を始めたんだよね。

自分で育てた「もち米」で作る本みりん「海士の本みりん 儘(mama)」

海士町の自然の”まま”に育った、海士町のその”まま”の味を感じる「海士の本みりん 儘(mama)」。海士町のお米から作られた本みりんができました。 「海士の本みりん 儘 mama」を手掛けたのはみやざきサービスの宮﨑さんご夫婦。自家生産された「もち米」を原料として、愛知県の九重味淋株式会社さん(以下、九重味淋さん)のもとで製造されています。 今回は、宮﨑さんご夫婦に「海士の本みりん 儘 mama」を作るきっかけや、特徴、オススメの使い方などを取材しました。 海士町の食材

海士町の自然、食材、仲間。すべてがチームとなって届ける学校給食

昭和57年4月から始まった海士町の学校給食。海士中学校に隣接された海士町学校給食共同調理場(以下 海士町給食センター)から、出来立てほやほやの給食を小中学校に届けています。 海士町の学校給食は、小学校2校、中学校1校 約220食提供されています。栄養満点!ボリューム満点!の学校給食。海士町の給食の取り組みや想いをお聞きするべく、海士町給食センター栄養士の小田川さんにお話を伺いました。   給食には物語がある給食はどこか特別で、大人になっても話題になるもの。小田川さんは、こ

まずは出店する自分たちが楽しむこと。日常を彩る島のマルシェ

毎月第1土曜日に、海士町で行われている「まるどマーケット」。マルシェのような雰囲気で、パンや野菜、海産物など、さまざまな食材や食品、雑貨などを買うことができます。 海士町の人が、海士町のものを、海士町のために。島らしさがつまった「まるどマーケット」は2021年12月に1周年を迎えました! 今回は「まるどマーケット」がどうして開催されるようになったのか、まるどマーケット実行委員の藤澤さんにインタビューをさせていただきました。開催の経緯や想いなど、まるどマーケットについて詳し

ごきげんさんが集う「島民のたまり場」に行ってみた【島民インタビュー】

こんにちは!海士町ふるさと納税担当です! 海士町も例年より早めの梅雨入りとなりました。 体調も悪くなりがちなこの時期、海士町には海士町の自然を活かした心身の癒し方があります。 今回は皆様に海士町の’’ほけんしつ’’をご紹介いたします! 「島のほけんしつ 蔵」におじゃまし、アロマセラピストの島根輝美さんにお話を伺いました。 こちらでは、クレイやアロマを使用したケア、カウンセリング、アロマ商品の販売などを行っております。 港の真ん前にある昔からあった蔵を使った建物です。 元

いわがき「春香」の生産者に会ってみた【島民インタビュー】

こんにちは!海士町ふるさと納税担当です! 春の海士町と言えば、みんな大好きいわがき「春香」が旬のシーズンです。 今回は皆様にいわがき「春香」のことをもっと知っていただきたく、 いわがき「春香」の生産を支えている「海士町種苗センター」におじゃましました! 海士町種苗センターは、2018年8月から養殖用の岩牡蠣の稚貝を生産している施設です。 種苗センターで働く勢村さんに生産現場のお話を伺いました! ・技術と情熱が結集した海士町種苗センター 施設の中には1トンの海水が入る大