季節と一緒に、海士町での1年間を振り返ります
昨年の4月から大人の島留学に参画し、海士町で暮らして1年が経ちました。
海士町noteスタッフの柿添です。
半年を振り返った日からあっという間に1年を振り返る時期になりました。
そしてこのnoteが、私が海士町noteで書く最後の1本となります。
1年が経った今、私が海士町で過ごした時間を振り返ってみます!
▼半年を振り返ったnoteはこちら!
私はこの1年間、
・ないものはない海士町公式note
・♯離島にもっと若者の還流をnote
↑主にこちらの2アカウントの記事制作を担当していました。
この1年間でたくさんの人に出会い、お話を聞かせていただき、たくさんのnoteを書かせていただきました!
前半の半年は24本のnoteを書かせていただきましたが、後半は…
後半の半年で32本、1年間で合計56本のnoteを書かせていただきました!
すべてのnoteに思い入れがあり、語り出したら何時間でも語れるくらいの思い出がよみがえってきます。
取材のお願いをご快諾くださった方、記事のご依頼をしてくださった方、
ご協力くださったみなさまに感謝の気持ちです。
本当にありがとうございます!
お気に入り、季節を感じる海士町note🌱
たくさんの方にインタビューをさせていただき、たくさんのイベントにもお邪魔しました。
さまざまな記事を書かせていただいた中であえて今回は、1年間の振り返りとして季節に関するnoteからお気に入りを選び、感想を伝えさせていただきたいと思います!
・島暮らし4ヶ月目、人生初の畑で夏野菜がうれしい話
こちらは「きゅうり、なす、トマト、水」の写真を撮りたいと思い、書き始めたnoteでした。
海士町内の畑に、色鮮やかな野菜が実っていく姿をわくわくしながら眺めていたことを思い出します🍅
・冬が来るまえに、島の秋を写真で残しておきたい。
写真で季節を感じられるnoteを、というお題で書いたnote。
「秋から冬に変わる瞬間をていねいに伝えたい」と思いながら書いていきました。
秋、そして2023年の海士町はこうだったなぁ、と記憶をたどれるnoteになっていたらうれしいです。
・島の冬は寒かったから、あたたかい写真も残しておきたい
秋のnoteから引き続き、冬の季節感を伝えるnoteです❄️
秋と同じように「冬から春に変わる瞬間を伝えたい」と思いながら、秋のnoteにリンクさせて書いていきました。
私が初めて経験した山陰地方の冬。それはそれは寒かったけれど、そんな中にもあたたかさがありました。
海士町役場総務課での思い出🎍
私は、海士町役場総務課でWEBでの情報発信を主に担当していたのですが、総務課のみなさんと一緒に仕事をすることもありました。
その中でも一番思い出に残っているのが、年末に行ったしめ縄飾りの準備です。
「お正月飾りは、買って飾るもの!」
と思い込んでいた私は、しめ縄飾りは海士町の方に頼んで作っていただき、みんなで準備して飾っているのだと聞いて、とても素敵なことだなと思いました。
しめ縄飾りを準備しながら「もうすぐお正月が来るなぁ」と感じながら準備するのかな?と想像していました。
海士町の好きなところ🤲
海士町で1年間暮らして一番好きだったところは、
季節の移り変わりを「すこしずつ」感じられるところでした。
そして私が好きな景色は、海、山、空が見えるこちらの景色です!
春はやわらかくて、夏は海の飛び込みたくなるようなブルー!
秋は空が高く見えて、冬はとっても寒そう。
さまざまな表情を見せてくれるこの景色が、すこしずつ変わっていく海士町の季節を教えてくれていました。
野菜も、海の色も、しめ縄飾りの準備も、私にとっては季節を感じることのできる、思い出に残る瞬間でした。
そして、地元の東京から海士町へ来たことによって
「私は季節の移り変わりを、すこしずつ感じたいんだ」
と気づくことができました。
きっと、この1年を自然ゆたかな海士町で過ごしていたからこそ気づけたことなのだと思います。
そのほかにも、海士町に来るまではすべて予定通りに行動したいと思っていたけれど、天気が良ければ夕日を見にいってみたり
見に行ってみたけれど、
角度で沈んでいる日もあったり。
自然の流れと一緒に動いていくことも素敵だなと思えました。
この1年間で価値観が変わったりと、変化のある1年でした。
1年間、ありがとうございました!
私はこの3月で島を離れ、4月からは東京に戻ることになります。
海士町noteを通して、海士町でのイベントや人々のことを発信できたこと、
自分の感じたままを書かせていただいたこと、たくさんの学びとなりました。
大人の島留学という制度に参画し、海士町役場総務課で過ごせたことを誇りに思います。
そして海士町という場所で、働きながら暮らせたこと、ほんとうに特別な1年でした。
関わってくださったみなさま、noteを読んでくださったみなさま。
1年間、ありがとうございました!
(R5年度 大人の島留学生:柿添)